妊活中に男性がすべきこと
妊活と聞くと、主に女性が主体となって活動しているように感じることが多いと思いますが、妊活を始めるためにはパートナーである男性の協力がとても大切です。妊娠は女性一人だけでは出来ません。
そして近年では、様々なストレスが原因となり男性不妊によって、妊娠が出来にくいなど、不妊の現状は変わってきました。そこで今回は、妊活中に男性がすべきことをいくつかまとめたので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
バランスの取れた食生活をしているか?
健康的な体づくりは、体のコンディションを整えるだけではなく、妊活においても重要な要素です。現代の男性はライフスタイルや仕事によって、若者をはじめ不規則な生活を送っているため生活習慣病の予備軍が多いです。
生活習慣や食生活が乱れていると、精子機能の低下にもつながります。健康な男性であれば約30歳から35歳までが、精子の数が多く妊活においてもベストな期間とされています。しかし、偏った食生活や栄養不足によって正常な数の精子を作ることが出来ず、不妊の原因になってしまうこともあります。
忙しい日々だからこそ、バランスの取れた食事を毎日取ることは難しいです。さらに妊活中であれば、健康的な体づくりは欠かせません。そのためには、男性も食事だけではなくサプリメントを飲むことで、不足気味の栄養素を補うことが大切です。
サプリメントを上手に活用して、健康的な食事管理から始めましょう。
しっかり睡眠時間が取れているか?
普段からしっかりと睡眠時間を取れているのであれば問題はありませんが、睡眠時間が異常に短く睡眠不足の場合には注意が必要です。一般的に成人男性であれば、約7〜8時間の睡眠時間が適正とされています。
睡眠時間と精子には大きな関わりがあり、睡眠時間が極端に短いと精子を作る機能が活性酸素によってダメージを受けることで、精子の量が減ってしまう原因を作ってしまうのです。精子の量が減ることで、受精する確率も減ってしまいます。
また精子の量が最も多く、妊娠がしやすいとされている約30歳から35歳の現代男性は、その年齢が働き盛りとされているので適正な睡眠時間を確保するのが難しいのが現状です。
ですが、妊活を始めるのであればパートナーと話し合い、少しでも妊娠しやすくなるよう、適正な睡眠時間を確保することが妊活の第一歩につながります。
喫煙はしていないか?
働いている男性に多いのが、喫煙をしていることです。妊活をする上で、喫煙は不妊の原因されているので、妊活を始めようとしているのであれば今すぐに禁煙することが大事です。受動喫煙防止条例により、以前よりも喫煙出来る環境が減り、禁煙する男性も増えてきました。
その環境を上手く利用することで禁煙に成功している男性も多くみられます。タバコを吸うことによって、精子の量が約10〜17%ほど減少してしまいます。さらに精子の量だけではなく、精子の運動量も減少してしまうので、射精をしても健康な精子が卵子までたどり着く前に死んでしまうことになります。
喫煙者と非喫煙者では精子の質が変わってきます。そのため喫煙は男性不妊の原因とされています。妊活をするのであれば、パートナーのためにも、そして赤ちゃんが出来た時のためにも喫煙はしない方が良いでしょう。